関税協実務セミナー 有価証券と債権の税務と法務

講師は櫻井光照先生 。国税庁にて通達の制定にも尽力された大先生。

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冒頭、今の法人税法は第2条定義を読み込めていないと理解できないとのお言葉。有価証券の定義1つでも多くの税理士が正確に理解できていない可能性も。平成13年からの組織再編税制により、各条項の中にそれが組み込まれるとともに、有価証券の譲渡の規定は極めて難解に。組織再編税制をほぼ完璧に理解できていないと、法人税法本法の有価証券の規定は理解できないとのこと。

また、繰り返し強調されておりましたのが自己株式の取得に伴うみなし配当の失念の問題。特に資本金等の額がマイナスだとその全額が配当となり、源泉税20.42%に対する不納付加算税10%についても莫大な金額になる。そのようなケースをいっぱい見ているとのこと。平成13年以降に法人税法に合格している税理士は問題ないと思いますが、みなし配当の失念でいまだに多くの税理士が損害賠償請求を受けていることは驚きです。これだけは覚えて帰ってほしいとのことで最後も締められました。

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1日、大変勉強になりました。