米国公認会計士の勉強を始めました。

米国公認会計士の試験といえば、日本の公認会計士より難易度が低く資格を取得してもマネタイズするのは難しい微妙な資格試験というイメージであった。ある日、晩酌をしながらぱっとひらめいたのだが、資格試験の勉強をしながら英語の勉強もできて、一石二鳥の都合のよい試験なのではないかと思ったのだ。そこで、米国公認会計士についていろいろと調べてみることになった。

わかったことは、米国公認会計士の試験は決して安くないお金が必要なことと、最終的に米国公認会計士と名乗るために高いハードルがあることだ。まず合格するまでに下記の費用が必要となる。

 

1、不足単位の取得($250から$10,000以上?)

学士の資格を取得していない又は大学で取得した単位が不足している場合は、まず単位を取得するための学費がかかる。州ごとに出願の要件が異なっているのだが、基本的に大学を卒業していることやビジネス系の単位を一定以上取得していることが必要とされている。

2、学歴審査手数料($225)

米国以外の大学で取得した単位は学歴審査が必要で、この審査に$225必要になる。

3、専門学校の学費(20万円から60万円程度)

専門学校に通うかどうかは任意なので必ず必要なことではないが、日本人の受験生の大部分は専門学校に通うと思われる。

4、出願料金及び受験料(約$1,000以上)

出願料で$155が必要で出願料とは別に1科目$200弱の受験料が必要となる。日本の国家試験に比べるとかなり高い。

5、受験のための旅費(10万円以上)

アメリカで受験する場合は旅費が必要となる。

6、日本で受験する場合($1,346)

International feeというものが発生する。せっかくなら旅行を兼ねてグアムあたりで受験したいところである。

 

試験に受かっても米国公認会計士を名乗るにはライセンス申請しなければならない。ほとんどの州がライセンス取得にあたって監査の実務経験を要件としているため、日本の公認会計士でない限り試験に受かったも米国公認会計士になれないのである。会計畑でない方であれば、このあたりで急速に意欲が失われてくるのではないだろうか。なお、一部の州では監査の実務経験を要件としていない。たとえばワシントン州では会計事務所だけでなく一般の事業会社での経験でも実務経験を認めてくれるようだ。

 

たまたま私は大学で150単位以上を取得しており、かつ、大半がビジネス系の単位だったためワシントン州の出願要件を満たしていることが判明した。私は税理士なので監査の実務経験は当然ないのだが、かつて大手監査法人系列の税理士法人に勤務しており、またアメリカではその事務所のネームバリューも抜群らしいので上述したワシントン州であれば問題なくライセンス審査もパスできそうな「気」がした。

 

ということで、いくつかの専門学校のパンフレットを取り寄せて一番相性がよさそうなプロアクティブというところで通信にて勉強をすることとした。目的は英語力の向上と自己啓発のためである。試験の難易度や特徴など、またこのブログに書きたいと思う。